小学4年といえども子育てから開放されているわけでなく、
かといって、家族で過ごす時間が、年々少なくなっていってるのも事実。
そんな日々のなかで、ついつい家事や携帯メールやパソコンに向かい、
息子のハナシに 上の空ってこともたびたびあるわけで・・・・(ハンセイ)
ありふれた日常の光景のなかから、「無関心」であることを
絵本の世界で描き出されていて、はっと気付かされます。
小学2年生の男の子がある朝目覚めたらムシに変身してしまう
「無関心」である周囲の人間たちへのこどもの“心の声”が描かれます。
子どもたちだけでなく、オトナにもお奨め!!
カフカの「変身」をヒントにこの物語が生まれたんだそう♪
主人公グレゴリーが、甲虫“オサムシ”に変身しました。
甲虫って?オサムシって?ということで、科学本を紹介♪
(写真がなくて残念(^-^;)
絵本は子どもの心理を描き出しているだけでなく、
生態系にも少しばかり、触れていて面白い。
オサムシってそのへんでうろうろしている小さなコウチュウ。
グレゴリーは絵本のなかで、
足元をはってる虫たちをみて、
「こいつらがぼくの新しい仲間かな?
「ぼくのあたらしいパパとママもそこいらにいるのかな?」って、
つぶやいて、ムシをふまないように気をつけます。
ムシたちだって今を精一杯生きているんだよね。
ムシがいなくっちゃ、微生物は生きられないし、
土は肥えないし植物も育たないし、お花も咲かない。
植物がなきゃ人間は生きていけないんだよ!
ムシだって小さな微生物だって地球の命の循環の役割をちゃんと担っているんだよ〜!
絵本の中で
「うらにわにかけてるスプレー、ぼくにかけない?」
なんて台詞にも、自然への思いやりを気付かされます。
人間に戻ったグレゴリーが最後にムシにハナシかける姿も愛らしい

グレゴリー自信も、周囲のオトナにも、読者にも「気づき」を与える一冊です♪